2016年12月1日木曜日

(437) 出木杉くんeffect

ショーンKさんの件を考えていて思いついた言葉。

70点というテスト用紙があり、誰の答案かが解らないとする。

仮にこれがのび太くんの答案だとすれば、おそらくママも先生も大喜びだろう。

しかしそれが出木杉くんが書いた答案だとすれば、おそらく本人は勿論の事、しずかちゃんも、「出木杉さん、何かあったの?」と不安になるに違いない。

これを仮に、出木杉くんeffect(または出木杉くん効果)と呼ぶ。

ショーンKさんの凄いところは、この出木杉くん効果を、自分をとことん追い込む方向に使い、しかも10年以上に渡って活躍し続け、登り続けたこと。

日本で上手に世渡りする場合、普通は出木杉くん効果を警戒して、謙遜し、極力ハードルを周りに上げさせないのが、ずる賢いが、おそらく無難なやり方。

ショーンKさんは、不運にも文春砲に撃墜されるまでの間、その正反対の戦略をとって成功した稀有な例。マジでリスペクトする。

高校時代の仇名と噂されている「ホラッチョ」は、決して蔑むようなあだ名ではなく、むしろ、大ボラを実現させてしまう、優れた才能への敬意と愛情、それとわずかばかりのカラカイを含んだ素晴らしい名前だと感じる。

しばらくは大変だろうが、是非落ち着いたら、また活躍してほしい。

文春砲で沈んでしまうには、あまりにも惜しい逸材だと思う。

(2016/3/19 追記)
ドラえもんの世界観は欧米人には理解されにくい。関連記事リンク

http://blog.livedoor.jp/mediaterrace/archives/4422227.html

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