2016年11月30日水曜日

(398) MBTIのE(外向)とI(内向)

以前受講したMBTIの研修で、
E型(Extrovert, 外向)とI型(Introvert,内向)のタイプの違いを考えるとき、興味深い例示をしてもらった。

『自分一人で旅行中、素晴らしい景色を見た時、まずどういう行動を取りますか?』

これに対して、

E型(外向)タイプ

スマホで撮影して友達に送る
FacebookやTwitterで知り合いと共有する
その場で誰かを探し、その人と話す。友達になって共感する。


I型(内向)タイプ

目に焼き付ける
記憶に焼き付ける
忘れないように凝視する
うっとりする
頭の中で、ピッタリくるような音楽を奏でる


他にもあるかもしれないが、行動する時、
エネルギーが外側に向くのが利き手がE型の人、
エネルギーが内側に向くのが利き手がI型の人。

どっちがいいか、とかではなくて、2つのタイプ(利き手)があるというのが大切なポイント。

私の場合は、元々は間違いなくI型。

E型的に行動した方がいいと判断する事も結構あるし、知り合って間もない人に誤解されることもあるが、素の自分はかなり強力なI型。
(だからと言って、素の自分を表に出し続けていたら、結婚もできなかっただろうし、仕事も今の仕事はやらせてもらえなかっただろうけど)

で、考えたのは、今のネットの世界での情報発信が、E型のタイプに偏っているんじゃないか、という事。

例えばFacebookでまめに情報や写真をアップしている人やコメントを積極的に書く人は、E型が多いイメージがある。

ブログも、私のように独り言、ぼやきばかり書いているI型のブロガーはどちらかと言うと少数派だと思う。

匿名ネット(2チャンネル)や、匿名のTwitterも、積極的に意見を表に出す人はE型じゃないだろうか。

もしそうだとすると、今日本中に氾濫している情報だが、I型の人が考えた情報が目につきにくくなっているかもしれない。(E型の人が発信している情報に偏り過ぎている可能性がある。)

E型とI型はバランス良く分布した方が全体の効率が上がるように思う。

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