2016年11月30日水曜日

(387) 川べりの家 (松崎ナオさん)

前回のSEKAI NO OWARIのRPG、鴻上さんの「本物の孤独と出会おう」の繋がりで思い出した歌。
 
川べりの家 (松崎ナオさん)
 
歌詞より。
 
大人になってゆくほど 涙がよく出てしまうのは
1人で生きて行けるからだと 信じて止まない
 
それでも淋しいのも知ってるから
あたたかい場所へ行こうよ
 
同じように連想した歌が、ブルーハーツの「チェインギャング」
これは、前に鴻上尚史さん演出の音楽劇リンダリンダを1人で見に行って、
溢れ出す鼻水が止められないほど泣いてしまった後、記事を書いた。
 
(248)ブルーハーツ
 
チェインギャングの歌詞より。
 
過ぎて行く時間の中で ピーターパンにもなれずに
一人ぼっちがこわいから ハンパに成長してきた
なんだかとても苦しいよ 一人ぼっちでかまわない
キリストを殺したものは そんな僕の罪のせいだ
 
これらの曲に共通しているのは、他人に頼らず、一人を噛みしめられる事は強さである一方で、その苦しさ、辛さを表現している事。「人は一人では生きられない」という言葉がある通り、どんなに強い人間だって、一人でい続ける事はできない。でも、誰かに頼ってばかりで、自我が育たないままだと、いつか人生で行き詰まる。だから、一人でいられる強さを身につけ、大人になる事が必要な時期は誰にも必ずあると思う。
 
そういう時を乗り切る助けとなるのが、私の場合、「歌」だったりする。これらの曲がパッと浮かんだのは、これまで私自身が、こういう素晴らしい歌の数々に助けられてきたからなんだろう。
 
・・・蛇足だが、もう時効だと思うのでここに書いてしまうが、
冒頭の松崎ナオさんの「川べりの家」は、NHKの「ドキュメント72時間」の主題歌で、私はちょうど1年前の失業期間中、「熱唱!ひとりカラオケ」の回に出演させてもらってしまった。
 
その時の経緯・状況は、以下の知恵袋をご参照ください。(BA書いたのが私)

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