2016年11月29日火曜日

(306) 部屋とYシャツと私(平松愛理さん)

(91) 関白宣言(さだまさしさん)
の続き。
 
今日初めて知ったんだが、昔流行った平松愛理さんの『部屋とYシャツと私』って、さだまさしさんの『関白宣言』への返しみたいになっているらしい。歌詞を比較してみると、確かに非常に見事な返しになっている。なんかこの二つの曲を並べると、男と女のデュエットみたいになる。いい意味で、男女の違いが見えて、面白い。結婚10年目の私、いずれの歌詞も身に染み入る。
 
部屋とYシャツと私の歌詞
 
順番に並べて、比較してみる。
 
お前を嫁にもらう前に 言っておきたい事がある

かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ

俺より先に寝てはいけない

俺より後に起きてもいけない

めしは上手く作れ いつもきれいでいろ

出来る範囲で かまわないから

忘れてくれるな 仕事もできない男に

家庭を守れる はずなどないってことを

お前にはお前にしか できないこともあるから

それ以外は口出しせず 黙って俺についてこい
 
お願いがあるのよ あなたの苗字になる私
大事に思うならば ちゃんと聞いてほしい
飲みすぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど
4日目 つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで
部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 時々服を買ってね
愛するあなたのため きれいでいさせて
 
お前の親と俺の親と どちらも同じだ大切にしろ
姑 小姑 かしこくこなせ
たやすいはずだ愛すればいい
人の陰口言うな聞くな
それからつまらぬシットはするな
俺は浮気はしない たぶんしないと思う
しないんじゃないかな
ま、ちょっとは覚悟はしておけ
 
いつわらないでいて 女の勘は鋭いもの
あなたは嘘つくとき 右の眉が上がる
あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて
私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう
部屋とYシャツと私 愛するあなたのため
毎日磨いていたいから 友達の誘うパーティー
愛するあなたのため おしゃれに行かせて
 
幸福(しあわせ)は二人で 育てるもので
どちらかが苦労して
つくろうものではないはず
お前は俺の処へ 家を捨てて来るのだから
帰る場所はないと思え
これから俺がお前の家
 
大地をはうような あなたのいびきも歯ぎしりも

もう暗闇に独りじゃないと 安心できて好き

だけど もし寝言で 他の娘の名を呼ばぬように

気に入った女の子は 私と同じ名前で呼んで
 
子供が育って年をとったら

俺より先に死んではいけない
例えばわずか一日でもいい
俺より早く逝ってはいけない
何もいらない俺の手を握り
涙のしずくふたつ以上こぼせ
お前のお陰で いい人生だったと
俺が言うから 必ず言うから
忘れてくれるな 俺の愛する女は
愛する女は 生涯お前ひとり
忘れてくれるな 俺の愛する女は
愛する女は 生涯お前ただひとり
 
ロマンスグレーになって 冒険の人生

突然 選びたくなったら 最初に相談してね

私はあなたとなら どこでも大丈夫

 

もし私が先立てば 俺も死ぬと云ってね

私はその言葉を胸に 天国へと旅立つわ

あなたの右の眉 見届けたあとで

 

部屋とYシャツと私 愛するあなたのため

毎日磨いていたいから 人生の記念日には
君は綺麗といって その気でいさせて
 
 
こうやって2つの歌を比較して並べてみると、完全に、
女性の勝ち!一本!勝負あり!!
と感じてしまったのは、私の気のせいだろうか?

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