(228) 虫の知らせに関連して
あ、順番が逆になってしまった。
今度、約20年ぶりに会う、高校の同窓会の幹事をやっている中で、
「30代になってから味わいを感じる歌ってあるよなー」、という友達との話し合いの中で、
俺達男向けの歌として、「俺達の明日」(エレファントカシマシ)いいよな~、
同窓会の2次会で、一緒に歌おうな~、って、軽く盛り上がっている。
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俺だけがそう思うんじゃなくて、加藤浩次さんの、こんな話もある。
そんな中、女性向けで良い曲ないかな、という話で出てきたのが、
植村花菜さん、「トイレの神様」。
で、この歌を聴いていて、伯父さんが死んだ時の事を思い出して、
一番上にリンクをつけた、(228)の記事を書いた。
今週発売のスピリッツ、闇金ウシジマ君で今、生活保護をテーマにした話が出ているが、
そこで、生活保護を受けている人と、お兄さんとの間のやり取りが凄く印象に残った。
生活保護を受けているこの登場人物は、父親の死に目に会えず、
そのお父さんの通夜の時に、「もっと父さんと喋りたかった」と兄の横で涙するが、
俺のように40歳に近付いてくると、こういう話はグッとくるものがある。
自分が子を持って初めて肌身に染みてわかるようになる事、
両親、或いは(トイレの神様のように)祖父母、
死んでしまった後、そのありがたみを実感する事も結構あるだろうと思う。
「親は見返りなんて考えず、子供に愛情を与えるもんだ」という趣旨の言葉を言った、
闇金ウシジマ君の、生活保護を受けている人のお兄さんの言葉が心に刺さった。
本当にその通りだと思う。
親たるもの、もし、俺の息子に将来、「恩返ししたい」と言われる時が来たら、
「そんなもの、お前に求めない。お前は、お前の子供達を愛すればそれでいい。
でも、たまには孫の顔を見せに来いよ」
そう、強く言えるような、おじいちゃんに俺はなりたいと思う。
そうやって、多分命は受け継がれていく。
そして、これまでも、命が受け継がれてきた。
それが、人として、親としての義務なんだろうな、と強く感じる。
もちろん、不幸な例もたくさんあっただろうが、
「自分は、自分の親に愛されなかった」と、たとえ感じる人がいたとしても、
その人が、「それでも自分は、自分の子を愛する」と、必死に頑張る事ができれば、
日本、いや、世界はきっと、もっと良い世界になると思う。
もっくん(本木雅弘さん)が主演した、「おくりびと」のテーマの一部も、これだったような気がする。
父親に対してずっと怒りを感じていたもっくんが、
父親の遺体を綺麗にする場面で、お父さんが握りしめていた「石」に気付いて、
それによって過去の記憶を取り戻し、そしてその「石」を今度は妊娠している広末涼子さんに渡す。
俺は数年前にこのシーンを見た時、涙が止まらなかった記憶がある。
「子供を愛さない親はいない」
「親を愛さない子はいない」
理想論なのかもしれないが、多分脳の奥にある、本能によって、
こうでなければならない、こうあって欲しいと、
ほぼ全ての人間が思うものなんじゃないかと思う。
だからこそ、「トイレの神様」がヒットし、「おくりびと」もヒットしたんだろうと、個人的に考えている。
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