2016年11月18日金曜日

(99) 流れ込むマネー、被災地もう一つの断面

日経電子版より。
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以下、基本的には、無料では見れない部分から引用。
日経さん、ごめんなさい。何卒ご容赦を。
 
働かないほど賠償金が増える異常な仕組みを何とかすべきではないか――。
労働意欲をそぎかねない賠償手法は、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の場でも
しばしば問題視されてきた。
 
間違いなく、復興のために金は必要だが、
しかし、金は人を狂わせる面がある。
同様の悩ましい現象として、
「生活保護による収入の方が、必死になって最低賃金で働くよりも良いから、
生活保護から抜け出る事ができない」という事もあると聞いている。
(本当に困窮して、生活保護を受ける人に対して、非難するつもりは一切ない。誤解しないでほしい)
 
本当の復興のためには、「心の復興」が必要であって、
それは金だけではどうにもならない部分が、多分ある。
むしろ、もしかすると、金の魔力によって、「心の復興」が逆に悪影響を受ける事もあるかもしれない。
 
この問題は、本当に難しい。
でも、諦めるわけにはいかない。
 
政治が「やさしさ」を求め過ぎて、金を使い過ぎれば、
今の日本の借金まみれの現状を考えれば、それは、
「俺達の子孫からの搾取」という度合いを増してしまう面がある。
 
一方で、政治が「強さ」に偏り過ぎれば、
数年前に経験したような気がする、「自己責任」という大義名分の下、
本当に守らなければならない、本当に無理をしている人まで救えなくなる。
もしかすると、「まじめ」で「無理をした人」の中には、自殺と言う道を選んでしまった人もいるかもしれない。
 
この問題が本当に難しいのは、
「自分自身に対して厳しい人」程、見た目では大丈夫そうなのに、
実は尋常ならざる無理をしてしまう一方で、
「(実は)自分自身に対して甘い人」程、客観的にはまだ頑張れるレベルかもしれないのに、
国などに援助を求めてしまう事。
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*ちなみに前者のタイプは、(本来の)鬱病になりやすい方の典型、
後者は、「偽装うつ」と呼ばれるタイプだと思う。
本職の精神科医ですら、おそらくこの2つを白か黒かで分けるのは、容易ではないから、
素人の俺に見分けることなどできるはずもないが・・・
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その結果として、本当に救うべき人(前者)ではなく、後者の方が、金を食いつくしてしまう。
だからと言って、おそらく、現実を、そんなに単純な2分法で解釈するのは危険であり、
グレーゾーンの人がいたり、おそらく、何らかのきっかけさえあれば、
後者から前者に変われる人がいたりすると思う。
 
いずれにせよ、俺達の子孫、今の子供達の事を考えたら、
俺も含めた現役世代は、全員、相当頑張らねばならない。
もう、膨大な金額に膨れ上がった、国の借金に目をつぶるわけにはいかないだろう。
 
戦争の悲惨さを経験した、
明治、大正生まれの方々や、特攻隊で若い命を散らされた
我々日本人のご先祖様の恩を思えば、今の俺達の苦しみ中で、
ほとんどの苦しみは、俺達の子孫のために、俺達現役世代が、
歯を食いしばって、利害対立を知恵とコミュニケーションで解消し、
今生きている仲間同士で手を取り合って絆を深め、乗り越えなきゃいかんだろう。
(但し、3.11の大震災によって、かけがえのない御家族を理不尽に奪われた方で、
まだ苦しみから抜け出せない方は除く。その方は休まないといけない。)
 
これも誤解を恐れずに言うが、
「自分よりも苦しい思いをしているのに歯を食いしばって頑張っている人が
大勢いる事を理解しているのに、
自分が被害者であると主張し続け、簡単に、安易な方向に逃げようとしている人」
俺は、そういう人を、申し訳ないが同じ日本人として、激しく軽蔑する。

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