2016/2/22 リンク先が無効になっていたため、リンク先のみ変更
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久しぶりに炎上が怖いテーマを書いてみる。
日本のテレビではあまり積極的に取り上げられていない気がするが、韓国人のPSY(サイ)さんが大きな話題になっているそうだ。昨日、YouTubeで初めて、『GANGNAM STYLE』を見てみた。
歌詞の和訳
見た後の率直な感想を言えば、正直、私はいい気持ちがしなかった。
私がいい気持ちがしなかった理由は多分、私自身の心の奥底に多少なりとも持っていた『白人コンプレックス』的なもののせいだと思う。
(白人コンプレックスに関しての知恵袋)
今の時代、欧米人で『普通の、まともな人達』は、肌の色で差別はしない。しかし、じゃ、例えばアメリカ人全員がそうかと言われると、残念ながら、そうではないと思う。実際、アメリカが人種差別の問題を根本から解消できるのは、まだ結構先の話だと思う。
別の記事で、私が好きなロックバンドが「イエモン」だと書いたが、「THE YELLOW MONKEY」というバンド名を書く事に、今の状況だと軽く抵抗がある。
『黄色人種に対しての差別なんて、やりたきゃ勝手にやれ。そんなのどうでもいい、大切なのは歌として優れているかどうか』のような考えは、同じ日本人としてはそれに共感できる部分もあるんだが、果たして他の国の黄色人種の人達は『自分達でわざわざイエローモンキーと名乗る』という姿を見てどういう気持ちになるか。PSYさんの、いかにもアジアの中年男性的な、ポッチャリ体格(アラフォーの自分もそうだが・・・)と、ある意味で開き直った、キレのある踊りを見て、私は思わずそんな事を考えてしまった。・・・男女韓流スター達の、優れた容姿を見慣れ過ぎてしまったせいなのかもしれないが。
『コンプレックス』と言えば、水野敬也(愛也)さんのブログで、『醜形恐怖』みたいな事が書いてあった。
『コンプレックス』は、人それぞれ、容姿、身長、頭脳、運動能力、コミュニケーション等々、誰もみな、多かれ少なかれあるだろうが、肌の色に関しては取り扱いが非常に難しい。
ただ、これだけは言えるのは、水野さんがブログに書いておられる、『悩みは感動の種である』というのは間違いなくその通りであって、『コンプレックスは感動の種』と言い換えてもいいと思う。
しかしながら、自分だけのコンプレックスですら、その克服は容易な事ではないので、その考え方が人によって異なるけれども、自分が生まれた人種(白色、黄色、黒色・・・)によってある程度共通項がある『容姿』に関わるような事に関しては、すごく難しいと思う。今週号のSPA!では、PSYさんの世界での大ヒットと、日本のガラパゴス化を結び付けていたが、これから日本のテレビは、PSYさんの海外での大ヒットを、どのように報道して行くんだろう?また、そういうニュースが仮にこれから増えてきたら、視聴者やネットは、どういう反応を示していくんだろう?
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GANGNAM(江南) STYLEについて書かれたこのブログ、私は非常に面白いと思ったが、これに書かれているコメントを見ると何とも言えない気持ちになる。GANGNAM(江南)という地域自体が、韓国の格差の象徴みたいな地域だそうだ。この歌に、韓国の格差社会への社会的メッセージも込められているという話には、考えさせられる。
しかし、このような面白い内容の記事に対して、本文の内容には無関係な、悪意に満ちたコメント多数。
もし、『イエローハットのぱくり』であるかどうかという話をするにしても、それに対して抗議をするのは、イエローハット関係者や、その製作者じゃないんだろうか?直接関係ない人が、それを『パクリ』と言っても、ただの部外者のイチャモンにしか、私には聞こえない。もし、同種のコメントが弊ブログに記載された場合、申し訳ありませんが管理者である私の判断で削除させていただきますので、何卒ご了承のほど<(_ _)>
ソウル特別市
One-day Gangnam Tour (ソウル 河南区ホームページ)
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