(90) 不思議な事の続き。
以前、ちょっとした気の迷いで、女性誌(女性セブン、週刊女性)を、何度か買って読んだ時期があった。エグイ書き方に、どんよりした気分になるし、正直今は「他人の事なんてどーでもいい」という気持ちの方が強いので、買う気は全くしない。
しかし、その女性誌を見て、
「女性って、美容と占いが男に比べると圧倒的に好きな人が多いんだろうな~」と感じた。
私自身は、自分の美容にはこの世に生を受けて37年、興味を持った事は皆無と言っていいぐらいだが、「占い」みたいなものには、正直結構興味がある。上述した90の記事の通り、昔の人がどういう事を考えて占いをしたのかとか、暦や風水という形で残っている考え方には強い興味を持っている。諸葛孔明も、赤壁の戦いで東南の風が吹く事を予想する時に使ったのは風水や暦学みたいなものだったんだろうと想像する。
現代にも、姓名判断、血液型による性格占い、星座占い、動物占い、六星占術・・・数えきれない程の占い的なものが残っている。実際、長男の名前を付ける時も次男の名前を付ける時も、やはり親心として、縁起のいい画数をつけたくなる。そのため、結構息子達(特に長男)の名前を決める時には真剣に考えた。自分達の結婚式は、いくら値段が安いからと言って、仏滅にはやりたくなかった。
以前、「占いは統計学」みたいな言葉を聞いた事がある。でも、本当だろうか?そんな統計が取れるとは到底思えない。「~座は頑固な性格」とか、どうやってデータを取るのか。多分、不可能だと思う。
・・・ふと思いついた。もしかして、占いって鶏と卵の関係じゃないんだろうか?
つまり、(例えば)土星人(-)なら、
長所 : 他人に比べて独創的な発想をする。温厚で平和主義なので中々争いごとにならない。とても無頓着、つまり本人は周囲の噂や評価が耳に入らないのである。無理のある計画を立てて実行する事があるが、それは理想の高さからくるものである。
短所 : 人の好き嫌いが激しく自己主張が強い。話す内容より話し方に特徴が出る。プライドが異常に高く理想主義。最後までやり遂げたいという気持ちが、ストレスと不健康を呼ぶ事もある。その他:社交的に見えるが人とのコミュニケーションが苦手。コツコツと貯蓄をしていく性格。
こう言われると、人間だれしも、「そういう所はあるかもな」と思ってしまうから、自分の性格はそうなんだろう、と考えてしまう。「そういう性格だ」と考えてしまうと、(無意識に?)そういう傾向が強化される。だから、本当にそういう性格に「なる」。だから、実際に、土星人(-)の人には、そういう性格の人が多くなる。だから、「統計的にも正しい」という事実が作られていく。
そう考えると、「占いは当たる」という思い込みこそが、「占いが当たる」という状況を継続するポイントなのかもしれない。
血液型も、もしかするとそうかも。過去長い間、「O型は自分の目標をしっかりと持っている」と言われ続けているから、本当にそういう性格に「なる」のかもしれない。
ある意味、長い時間をかけて古来から続けて来られた「洗脳」かもしれない。
そう言えば、「アメリカ人やヨーロッパ人にも、六星占術は当たる」という話は今まで聞いた事がない。そういう歴史がない所では、「統計」が過去作られていない。かと言って、「占いは当たる」と言い続けてから、それが統計として正しくなるまでに膨大な時間を要するから、占い師の人達もそんなしんどい事やらないのかもしれない。
・・・でもO型で土星人(-)の私、占いはぴったり当たっている気もするんだよな。やはり自分自身で、そういう性格傾向をこれまでの人生で少しずつ強化してきたんだろうか?・・・ま、どっちでもいいけど。
検証のしようがない世界なので、これからも女性の、「占い好き」は人類が滅亡するまで続くんだろうな。
なぜ女性は占いが大好きで、男性はそれほどでもないのか?
唯脳論的見地では、むしろその方が興味深い。
多分、男性は夢を見て、冒険して、時にバカな事をするのが存在意義の生き物で、女性は(子供を守らねばならないから)現実的な生き物だと思う。生物として多様性を追い求めて、種としての絶滅を防ぐ「花粉」みたいな役割の男と、安定・安全を守り、子孫を大切に育てる役割の女。花粉は遠くに飛んでった方がいいが、めしべは安全な場所に根を張る必要がある。
冒険する時、占いなんかを頼っていたら、かえって不安になる。花粉は何も考えないくらいの方が幸せなんだろう。
でも、真剣に考えると、人間が生きている現実は厳しいから、つい何かに頼り、依存するものが欲しくなる。例えそれが根拠があやふやなものであったとしても。
男女の違いは、そんな所から来てるのかもな、とか思った。
0 件のコメント:
コメントを投稿