【(147) ユダヤ人】
【(159) 日蓮聖人】
この世界と日本、2つの話をくっつけると、壮大な夢が思い浮かぶ。
現実的ではないかもしれないが、夢を見たいと思う。
世界3大宗教の2つである、
キリスト教とイスラム教、(147)に書いたとおり、大元は一つ。旧約聖書の「モーセ」だった。
モーセの後、長い歴史の間に、民族や、戦争、悲しい人間同士の争いが生まれ、
元々は同じ、「モーセ」から生まれた宗教なのに、今現在も、イスラエルやアフガニスタン等で、
「キリスト教」と「イスラム教」の過激派同士が殺し合いをしている。
この怒りを鎮める事は容易ではない。
現実に、愛する身内(夫・妻・子供・両親)を殺されてしまった人に、
「汝の敵を愛しなさい」と言っても、それを受け入れるのは極めて難しいだろう。
一方で、我々日本国内(基本的には、仏教国)の日本史、近代史、現在の我々を振り返れば、
大元は「釈迦」(ゴータマ・シッダルタ)なのだが、
やはり長い歴史の間に、さまざまな指導者、解釈の違い、さらには、争いや、対立等があり、
現在、さまざまな宗派が乱立し、中には、その宗派同士で不毛な喧嘩をしたりしている。
しかし、キリスト教とイスラム教の融和(モーセへの回帰)の困難さを考えれば、
日蓮正宗と創価学会の復縁ですら、関係者の努力次第で、可能じゃないか?
という気すらして来る。
「完全なる融和」は現実的に困難だとしても、
「相手の考え方を認める」という事ができれば、
徐々に良い方向に向かわせられると思う。
まずは、この努力、日本国内でやってみないか?
これができれば、日本は、そのノウハウを使って、
世界の争いの解決に貢献できるかもしれない。
「ガラパゴス日本」が、実は、
世界中で最も進化した国である事を、本当に証明できるかもしれない。
その時には、きっと、「デーブ・スペクターさん」みたいなCIAのスパイ(?)が、
日本で起こった事を、上手に海外に伝えてくれるだろう(笑)
東日本大震災、福島の原発事故と言う未曾有の災害を経験した我々日本人、
文化的に、「日本語」という言語と言う形で、
「(神も仏もない)自然災害に対してすら、人が、たくましく生き続けて行く方法論」
は、多分既に身につけている。
「福島の原発は人災」と言い切る事なんてできるはずがない。
原発事故自体は、地震と津波(天災)によって、紛れもなく引き起こされた。
ここで「天災」か「人災」か、どっちか白黒をつけようとする事自体は、
ナンセンス、言葉遊びに過ぎないと思う。
もし、2011年3月11日の我々日本人が経験したこれらの災害から、
我々日本人が、物理的、経済的だけでなく、精神的にも復活し、
さらに、上述した、仏教をルーツとする、様々な宗派が
「相手の考え方を認め、融和方向に進んでいく」
という事ができ、それを海外に伝える事が出来れば、
(時間はかかるけれども)俺達の子孫に、
「戦争や紛争が少ない幸せな世界」を残す事は、理論的には可能だと考える。
あとは我々のやる気次第だと思う。
・・・壮大な夢、久しぶりに思いついた。気分がいい。
夢を持つ事は自由だから許してもらおう。
皆さま、良い週末をお過ごしください。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
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