2016年11月21日月曜日

(161) 壮大な夢

【(147) ユダヤ人】
 
【(159) 日蓮聖人】
 
この世界と日本、2つの話をくっつけると、壮大な夢が思い浮かぶ。
現実的ではないかもしれないが、夢を見たいと思う。
 
世界3大宗教の2つである、
キリスト教とイスラム教、(147)に書いたとおり、大元は一つ。旧約聖書の「モーセ」だった。
モーセの後、長い歴史の間に、民族や、戦争、悲しい人間同士の争いが生まれ、
元々は同じ、「モーセ」から生まれた宗教なのに、今現在も、イスラエルやアフガニスタン等で、
「キリスト教」と「イスラム教」の過激派同士が殺し合いをしている。
この怒りを鎮める事は容易ではない。
現実に、愛する身内(夫・妻・子供・両親)を殺されてしまった人に、
「汝の敵を愛しなさい」と言っても、それを受け入れるのは極めて難しいだろう。
 
一方で、我々日本国内(基本的には、仏教国)の日本史、近代史、現在の我々を振り返れば、
大元は「釈迦」(ゴータマ・シッダルタ)なのだが、
やはり長い歴史の間に、さまざまな指導者、解釈の違い、さらには、争いや、対立等があり、
現在、さまざまな宗派が乱立し、中には、その宗派同士で不毛な喧嘩をしたりしている。
しかし、キリスト教とイスラム教の融和(モーセへの回帰)の困難さを考えれば、
日蓮正宗と創価学会の復縁ですら、関係者の努力次第で、可能じゃないか?
という気すらして来る
 
「完全なる融和」は現実的に困難だとしても、
「相手の考え方を認める」という事ができれば、
徐々に良い方向に向かわせられると思う。
 
まずは、この努力、日本国内でやってみないか?
これができれば、日本は、そのノウハウを使って、
世界の争いの解決に貢献できるかもしれない。
 
「ガラパゴス日本」が、実は、
世界中で最も進化した国である事を、本当に証明できるかもしれない。
 
その時には、きっと、「デーブ・スペクターさん」みたいなCIAのスパイ(?)が、
日本で起こった事を、上手に海外に伝えてくれるだろう(笑)
 
東日本大震災、福島の原発事故と言う未曾有の災害を経験した我々日本人、
文化的に、「日本語」という言語と言う形で、
「(神も仏もない)自然災害に対してすら、人が、たくましく生き続けて行く方法論」
は、多分既に身につけている。
 
「福島の原発は人災」と言い切る事なんてできるはずがない。
原発事故自体は、地震と津波(天災)によって、紛れもなく引き起こされた。
ここで「天災」か「人災」か、どっちか白黒をつけようとする事自体は、
ナンセンス、言葉遊びに過ぎないと思う。
 
もし、2011年3月11日の我々日本人が経験したこれらの災害から、
我々日本人が、物理的、経済的だけでなく、精神的にも復活し、
さらに、上述した、仏教をルーツとする、様々な宗派が
「相手の考え方を認め、融和方向に進んでいく」
という事ができ、それを海外に伝える事が出来れば、
(時間はかかるけれども)俺達の子孫に、
「戦争や紛争が少ない幸せな世界」を残す事は、理論的には可能だと考える。
 
あとは我々のやる気次第だと思う。
 
・・・壮大な夢、久しぶりに思いついた。気分がいい。
夢を持つ事は自由だから許してもらおう。
 
皆さま、良い週末をお過ごしください。
生きとし生けるものが幸せでありますように。

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