この記事が気になった。
「(最近の)日本のゲームは最低」
という発言が波紋を広げたという記事。
私は、「ドラゴンクエスト世代」でもある。
週刊少年ジャンプで、初代ドラゴンクエストの発売前の宣伝の時に目をつけ、
(ファミコンの、最初の)「ドラゴンクエスト」から、はまりまくった。
今の人は多分知らないだろうが、データをバックアップする機能がなかったので、
「ふっかつのじゅもん」と呼ばれる、(とっても読みにくい)ひらがなの羅列を、
必死になって紙に書いた。
たまに、「ふっかつのじゅもん」を書き間違える事があって
(特に「め」と「ぬ」が間違えやすかった)、
必死になって入力した後、
「ふっかつのじゅもんがまちがっています」という画面表示になって、
言葉にできないくらい、ガッカリした経験もある。
ファミコンのカセットで、
バッテリーバックアップ機能が付いた時には感動した。
(確か、ドラクエⅢからだったか?)
でも、初期は、たまに、バッテリーバックアップが壊れる事があって、
ドラクエじゃない、別のゲームだったが、かなり先まで進めたのに、
データが壊れた事もあった。
その時も、言葉にできないくらい、ガッカリした。
そんな筋金入りのゲーマーだった俺も、確かに、
最近は、昔に比べると、冒頭の記事にあるように、
「感動する」「時間を忘れるくらいハマる」ゲームに出会えない。
そのためなのか、ゲームを最近、めっきりやらなくなった。
仕事があったり、家庭があったり、
このブログのような、他の趣味がある事も一因だろうが、
確かに、ゲーム自体、面白くないという面も感じる。
正直、さびしい。
昔と比べて儲からなくなったとか、いろいろソフトメーカーさん側にも事情があるんだろうが、
ソフトメーカーさんには、是非頑張って欲しいと思う。
さて、そう言えば、「ドラゴンクエスト」があんなに面白いのに、
外国では全く受けない理由、多分、「漢字仮名交じり文」のせいだ。
こんな回答もあるが、多分、的を得ていない。ピント外れだと思う。
「ドラゴンクエストが欧米人に受けない」んじゃなくて、
「ドラゴンクエストは、漢字仮名交じり文が読め、
文字を読むスピードが国際比較で極端に速い、
日本人じゃなきゃ、面白さが理解できない」
んだと思う。
日本人の俺が過去のゲームの中で、一番面白いと思ったのは、
「ドラゴンクエスト」と(ナムコの)「三国志」:いずれもファミコン
多分、ナムコの「三国志」も、文字を読む速度が速い日本人にしか、
面白さが解らないだろう。
ソフトメーカーさんが、市場の規模を追い求めるなら、
日本市場だけじゃ小さいんだろうなあ。
でも、グローバルに通用するゲームじゃ、
多分「ドラゴンクエスト」や「(ナムコ)三国志」のようなゲームは、永遠にできないだろうなあ。
俺自身は、また、ゲームを趣味の一つにできる日が来る事を、
夢見たいところだが。
ちなみに、
今70歳近いど田舎に住む実の父親と、
団塊世代の実の母親は、
「ローリングプレイングゲーム」と微妙に間違った言葉を使いながら、
今もほぼ毎日、ドラクエなどのRPGを、前世代のハードウェアである、PlayStation2でやっています。
一時期、任天堂DSが、「脳を鍛える」シリーズで、
日本のお年寄りの市場を開拓したようなイメージで、
日本市場の(これから、暇が有り余るであろう)お年寄りをターゲットにした、
「ドラゴンクエスト」みたいなゲームを開発できれば、面白いかもなあ
・・・などと部外者ながら想像する。
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