下らない話で恐縮だが、XY理論と聞いて、
昔、学生だった頃、友達と話していたバカ話を思い出した。
友達 : 「アメとムチって重要だけど、ムチはちょっと痛いよな。」
私 : 「確かに。ムチと言えば、ローソクだよな。『どM』の人達なら、アメとムチとローソクだろうな」
友達 : 「ローソクって凄いよな。ロウの、あの絶妙な温度が、多分、たまんないんだろな」
私 : 「アメとムチとローソクか。結構良い言葉かもな。」
俺はどっちかと言うと、Mだと思うが、
人間誰も皆、多かれ少なかれ、「Sっ気」と「Mっ気」があると思う。
「アメとムチ」をさらに発展させた概念として、
「アメとムチとローソク」という言葉を半分以上ふざけて、少しだけ真面目に提案したいと思う。
戦後、一生懸命働いて、日本で
偉くなった人(日経朝刊の「私の履歴書」に出ている方々など)
の話を読んでいると、大変失礼ながら、
「偉くなる人たちは、皆『どM』なんだな」と思ってしまう。
その『どM』の方々の恩人の方々(創業者の方とか)からの、
当時部下である、この偉い方々への指示や命令は、
一般人の私の目から見ると、「ムチ」どころじゃない、無茶苦茶な事を言っておられるのだが、
どうやら、その『どM』の偉い方々は、
当時を振り返られて、それを、「ローソク」レベルの、厳しい愛情のこもった、
指導だったと昇華されているように、(私には)思える。
戦後の焼け野原、どん底を経験されたからこその『強さ』だと思うが、
平和に慣れてしまった、私のような普通のサラリーマンにとっては、
こんな無茶振りをする上司に当たってしまったら、悲惨以外の何物でもない。
世の上司の方には、「アメとムチとローソク」という言葉をそんな時に思い出していただき、
部下がパワハラで潰れてしまう事がないよう、その部下にとっての、
「ロウ」のような、最適な温度をイメージしながら、大切に育ててほしいもんだ。
多分、(俺は全然知らない世界だが)
初心者は、低めの温度の「ロウ」から入り、
その世界にはまっていくと、「ロウ」の温度を上げて行くんじゃないかと思う。
・・・本当にどうでもいい話だが。
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