歴史上の有名な哲学者、宗教家を時系列に並べてみると、非常に興味深い。
1.モーセ (紀元前13世紀)
⇒旧約聖書?興味深いのは、イスラム教でも、旧約聖書、モーセには関連する記述があるようだ。
イスラエルで、イスラム教とキリスト教の聖地が同じなのは、元々はモーセに関連しているから??
2.孔子 (紀元前500年頃)
⇒儒教
3.ソクラテス (紀元前400年頃)
⇒「不可知論」と深く関係している。
4.釈迦(ゴータマ・シッダッタ) (紀元前400年頃)
⇒仏教。生存年がソクラテスとだぶっているかも。
テーラワーダ仏教が不可知論と親和性が高いのは、紀元前400年頃が、
そういう思想が生まれやすい時代だったから?
5.イエス・キリスト (西暦0年)
⇒キリスト教(カトリック、プロテスタント?)
6.ムハンマド (西暦600年頃)
⇒イスラム教
【考察1】
日本で、おそらく我々が最も影響を受けている哲学・宗教は、
2.孔子の「儒教」と、4.釈迦の「仏教」
【考察2】
時系列で見ると、先に発生したのは「哲学」(philosophy)、
それが、後になって「宗教」(religion)色が強いものになっていっている。
【考察3】
世界3大宗教の中で、発生が一番古いのは仏教。
その後にキリスト教、最後にイスラム教。
*旧約聖書のモーセをどう考えるかは、良く解らないが、俺の知る限り、
イエス・キリストがキリスト教での最大の有名人、開祖に当たると思う。
【考察4】
「文字」の歴史にも興味がわく。
紙の発明は、中国で、「最古の紙」は、紀元前150年頃。
と言う事は、それ以前の哲学・宗教の人から人への伝達方法は、
「口」と「耳」が中心だった可能性が高い。
【考察5】
文明の発達に伴って、人は「神」という概念を生み出したのかもしれない。
最初は、自然への畏怖の念が強く、自然=神だった。
日本では「神風」と言う言葉があるが、これも、自然=神という日本人の考えを象徴?
【考察6】
今の日本での大乗仏教では、「神様仏様」という言葉や、
「天上天下唯我独尊」と生まれたばかりのブッダが喋った(本当か?)、
仏陀像が金ぴかに塗られているなどなど、
4.釈迦を神格化し、畏れ敬う対象としている面が否定できない。
多分、大切なのは、我々と全く同じ脳構造を持っていたであろう、
釈迦(ゴータマ・シッダッタ)がどうやって悟りを開いたか、その思考プロセスを我々自身の脳で、
真剣に考える事だ。
原始仏教という哲学自体が、文明の進化とともに、哲学から宗教化してきている可能性がある。
それが行き過ぎているがゆえに、テーラワーダ仏教の教えと、
現代の大乗仏教、及び仏教から派生した新興宗教の教えとの間に、差が出ているのかもしれない。
【考察7】
世界人口の中で、現在8割が一神教を信仰していると聞いた事がある。
文明の進歩とともに、人間が、一神教を信仰する方向に進むのは、逆らえない事なのか?
だが、我が国、日本国だけは、世界でも類を見ない程、自然の脅威に会い続け、
(テレビで、東日本大震災の被災者の方から、「神も仏もいない」という言葉が出たのが心に残る)
自然の恐ろしさ、そして自然の素晴らしさ、優しさ、雄大さを
歴史的にご先祖様が感じ続けてきたからこそ、
未だに一神教に染まりにくい文化を、色濃く残しているのかもしれない。
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