2016年11月18日金曜日

(77) ペンギン脱走(葛西臨海水族園)

2012/3/14加筆・修正
あれからペンギンの報道がない。生きてるんだろうか。
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2012/5/28 後記
フンボルトペンギン、無事捕獲された。良かった。関連記事(233)は以下。
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東京都江戸川区臨海町六の葛西臨海水族園から、絶滅危惧種のフンボルトペンギン一羽が逃げ出した。
同園が四日、発表した。・・・逃げたのは、体長六○~七○センチの幼鳥(1歳らしい)
 
今朝のニュース(めざましテレビ)でもやっていた。
日本って良い国だよなあ
このニュースが、昨日の日経朝刊に乗り、今朝の目ざましテレビで取り上げているのが凄い。
そして、今朝の電車の中で、またしても、俺の妄想が始まってしまう。
 
1歳のペンギン、きっと、動物園の中じゃ狭くて、外に飛び出したくなったんだと思う。
たいしたもんだ。何重にも張り巡らされた柵を乗り越え、一人で、
大海原(ディズニーシーとも繋がっているらしい)に飛び出した。
気持ち、良く解るぞ。その冒険心が、「若さ」というもんだ
きっとお前は、動物園に戻った時、一回りも二回りも成長している。
無事に、生きて帰ってこいよ
 
ここで、俺自身の過去へフラッシュバック。
 
俺が大学生の頃、勉強は嫌だったが、
海外への一人旅が無性にしたくなり、実際にバックパッカーになって何回か一人旅をした。
(バックパッカーについては以下参照)
 
ヘタレなので、インドや中国など、リアルに命の危険がありそうな国は候補から外し、
ガイドブック「地球の歩き方」が充実しており、安全な国々。
いずれも、夏休みや春休みを利用して、海外旅行。
カメラは、あえて持っていかなかった
自分の目で見て、肌で感じる事に全精力を集中したかった
従って、今も写真が残っていない。あるのは、俺の頭の中の記憶だけ。
 
最初は、
オーストラリア(3週間) : 英語と、事実上生まれて初めての海外旅行の練習
 
次にヨーロッパ(37日間)
⇒ユーレールパスを買って、ロンドンイン、ロンドンアウトの飛行機チケットのみ買って、
後は成り行き。結局、寒かったので、南方面に旅をする事になった。
ロンドンからパリ、スイス、イタリア、船でギリシャ(アテネ)、クレタ島(地中海の島)、
イスタンブール(トルコ)、そこまで行って帰る日が近づいてきて、
ロンドンまで戻り、日本に帰って来た。
日本に帰って来た後に見た、満開の桜の美しさに感動して、
涙が止まらなかった記憶がある。
 
次にモンゴル(1週間):仲の良い友人とツアーで旅行。馬に乗って、大草原を駆けまわりたかった。
実際にやってみたら、モンゴル馬(背は低いのだが)でも、お尻が痛くなって、
「暴れん坊将軍」的に颯爽と馬に乗って走るというレベルにまでは到底行けず、
ちょっと走るぐらいで終わってしまった。
 
最後に卒業旅行で、スペインとエジプト。
この卒業旅行を終えて、就職し、社畜となって働いた3.5年へと続く。
 
ヨーロッパ旅行中、ギリシャで熱を出してホテルで2日程寝込んだ時があった。
その時、余裕がなくて、日本の両親に電話する余裕と時間がなかった。
やっと熱が引いて、電話掛けたら、両親がやたらと安心した声をした記憶がよみがえった。
後になって聞いたら、俺がギリシャで消息を絶ったと思ってしまったらしく、
親父はギリシャの日本大使館に電話をかけてくれたらしい。
 
可愛い子には旅をさせよ
俺の子供が大きくなったら、多分俺は心配になるだろうが、
旅をしたい、と言い出したら、止めずに、金だけでも援助してやろうかと思う。
 
大震災の後、若者の海外旅行(パスポート取得)が何故か増えているらしい。
何かを、「若さ」が感じ取っているんじゃないかと思う。
若いってうらやましい
 
1歳のフンボルトペンギンよ、無事帰ってこいよ
土産話を楽しみにしているぞ

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