2016年11月30日水曜日

(356) あなたも世間研究家になりませんか?

2013/10/8 阿部謹也先生、鴻上尚史さんの著作の表紙画像を追加
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Googleさんのおかげで、「世間研究家 Twitter」でググると、私のTwitterが1位表示されるようになりました。
 
しかし、『世間研究家』としては、大先輩が大勢いらっしゃいます。
 
まずは、世間学の権威、故 阿部謹也先生。
次に、「空気の研究」という著作を書かれた、故 山本七平さん。
阿部先生の後を引き継がれ、現在も日本世間学会をリードなさっている、佐藤直樹さん。
演出家、エッセイストとして大活躍されており、「空気と世間」という著作を書かれた、鴻上尚史さん。
それ以外にも、「日本世間学会」という学会がありますが、そちらに所属されている方など。
 
『世間』(或いは、空気)というのが、我々日本人に特有の性質であり、
「なんかまとわりついてるんだけど、どうもその正体が見えにくい。でも、間違いなく、我々日本人の行動に影響を与えている感じがする・・・」
みたいな、問題意識を持っている方は、どなたでも『世間研究家』になる資格を持っています。
 
なお、『研究家』と呼んでいる通り、私の知る限り、『世間研究者』或いは、『世間学者』は、まだ日本にはいないと思います。
 
『~家』は、それだけでは生計が立てられない。要するに、趣味、小遣い稼ぎ。
『~研究者』『~学者』は、学問として有用である事が社会的に認知され、それで生計が立てられる人をそう呼びます。
 
「世間」は、実は、日本人の昔からのお金持ち一族の多くは、良くその特徴を理解しているんだろうと思います。でも、それを大勢の一般人に知られない状態で保つ(=沈黙する・目立たない)事によって、お金持ちは有利な状態を継続できるので、わざわざ金を出して学問を発展させる動機がありません。従って、上述した偉大なる「世間研究家」の先輩達は、本業を別にお持ちで、副業、あるいは趣味として、世間研究を続けて来られ、現代の我々に本と言う形で、情報を残して下さいました。その動機は、お金ではなく、『日本をより良くしたい』という大義だと思います。頭が下がります。
 
私は、これまで約1年半に渡り、自分なりに、世間に関しての考察を続けてまいりました。これらの記事は、以下リンクの書庫フォルダー、『空気と世間』に入っております。
このおかげで、Google検索上は「世間研究家」で上位になりました。でも、私の夢は、日本で大勢の人が、「世間研究」を趣味にしていただく事です。
 
きっと、みなさまの身の回りでも見かけるはずです。
- 「最近君、評判悪いよ・・・」と言われて困っている。
- 「自分の個性を発揮したいのに、空気を読めと言われる」
- やりたいことがあるのに、皆に合わせないといけないような同調圧力を感じる。
- 会社でみんな遅くまで働いていて、早く帰れない。みんな内心、早く家に帰りたいはずなのに・・・
- 「前例がない」と揚げ足を取るばかりで、自分は何ら付加価値がある提案をしない部長がいる・・・
 
これらを良く考えて、突き詰めて考えれば、きっとそこに『世間』があるはず。
 
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さて、私の夢は、以下の通りです。多分、実現しないでしょうが(笑)。
 
2013年末 : 世間研究家の人数が、もっと増えている。「世間研究家」でググった時現れるのが私だけじゃなくて、私を含めた、(自称)世間研究家の間で、競争が起こっているくらい、皆がこぞって「世間」についての考えを述べ、意見交換が活発に行われている。
 
2014年 : 「日本世間学会」がマスコミで注目され、「世間」という言葉がマスコミで頻繁に登場するようになる。
 
2015年 : 「世間研究者」が現れる。(つまり、それで生計を立てられる人が生まれる)
 
2016年 : 「日本世間学会」の会場が手狭になり、都内のホテルの大会場で行われるようになる。
 
2017年 : 「世間」が、流行語大賞にノミネート。
 
『世間』の正体が誰にでも解るようになれば、日本で起こっている問題(いじめ問題とか)の解決のヒントが得られるようになっているのではないか、そんな気がしています。
 
これからもTwitterとこのブログで情報発信してまいりますので、今後ともよろしくお願いします<(_ _)>

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