2016年11月16日水曜日

(20) 「もったいない」とデフレスパイラル

2012/2/25加筆・修正
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珍しく趣味のパチスロ(北斗の拳)、パチンコ(セイント星矢)で約2万勝った。パチンコもパチスロも、長い目で見ればテラ銭分をパチ屋に払う、マイナスサムゲーム。しかし、趣味でやる分にはまあ、いいと思うし、やはり、勝つと嬉しい。一時的に小遣いがちょっと増え、財布が少し温かくなった。

つい気が大きくなって、今日は帰りが暗くなってしまったこともあり、
徒歩15分の最寄駅から子供たち2人と一緒にタクシー使った。妻には内緒だと子供たちに良く言い聞かせる。
妻から「もったいない」と言われるのが目に見えているから。

この、「もったいない」という言葉も、英訳しようがない言葉。

この言葉、農耕民族が起源の我々の文化を象徴している気がする。
お百姓さんが作ってくれた食糧を残さず食べる事を子供の時から教育される。
ご飯を食べる時には「いただきます」
もったいないから、お米は一粒も残さず食べる。
食べ終わったら、「ご馳走様でした」
提供した側は、「お粗末様」
残すと、「もったいない」
アメリカ人の文化を見ると、その違いに驚かされる。

アメリカのレストランでは、出された食事は「食べきらない」のがマナー。
チップで飯を食っているレストランのウェイターは、客が全部平らげてしまうと、
「食事の量が足りなかったのか」と思ってしまう。
客の側は、「食べきれないほど食事を出してもらった。
量の面で大満足」と表現するためにも、食事は少し残す。
もっとも、アメリカではとても食いきれない程の量が出てくるが。

大量消費も善し悪しだが、いかにも、資源に恵まれた自由の国、
アメリカらしい。

その一方で、日本は、「もったいない」という意識が強いので、
レストランでは食べれるだけの量を注文するのが普通。

だが、ふと考えた。
帰りに使った駅からの初乗りのタクシー代、
これを「もったいない」として節約するのはいいことなのだろうか。

皆が「もったいない」からと考えて、タクシーに乗らなくなれば、
タクシーの運転手の稼ぎが減る。タクシー台数が減る。
タクシー会社の経営が苦しくなる。これってデフレ?

タクシー代は、節度を持って、皆が使ってくれないと、
駅で客を待ってくれるタクシーの台数自体が減ってしまい、
不便なことになってしまう。
その意味で、2万円のパチンコの勝利により、
タクシー代の初乗り分の景気活性化に貢献できた。

ソフト99の株価上昇してくれ、俺の小遣いが上がれば、
もっと景気活性化に貢献したい。
今日、科学技術館で子供が欲しがったおもちゃ、
もう少し値段が高いのを買ってやれる。
家族皆で、少し良い服を着て、少し良い食べ物を食べて、
たまには少し贅沢して家族旅行する。

この積み重ねがデフレスパイラル解消に繋がると信じたい。
A層、B層、C層ライオンが皆、俺と同じ消費活動をすれば、
決して無視はできない景気貢献ができるはずだ。

「もったいない」という思いに負けず、必要な贅沢には積極的に金を使いたい
皆が日本の将来が不安で、金を貯めこみすぎるから、デフレスパイラルに陥っている。

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