俺は日本株専門だが、Yahooファイナンスの株式掲示板（日本語）は結構活用しているし、
いろんな意味で楽しく、勉強になる事も多い。
・・・変な人に絡まれたりして、嫌な気分になったり、面倒な事も多いが。
ふと、本場アメリカのYahoo Financeの掲示板(Messaeg Board）はどんな感じなのかな、
と思って、なんとなく調べてみた。
有名どころの企業
ウォルマート(Walmart) : WMT
GM : GM
デュポン(DuPont) : DD
それぞれのYahoo Finance、Message Board
ざっと見た感じの感想。
①Financeに関しての情報自体は、アメリカのYahooの方が充実している気がする。
会社四季報の情報が、そのままYahooに乗っていて、
かつ、インサイダー情報や、競合会社の情報まで見る事ができるみたいだ。
②一方で、掲示板に関しては、日本の方が、アバターがあったり、
プロフィール欄に記入できたりし、日本の方が進んでいる気がする。
１カ月くらい前のシステム変更で、投稿者名表示が
漢字、ひらがな、カタカナどれでも可能になり、アメリカよりも随分解りやすい。
③アメリカの方は、投稿者同士の、感情的な衝突はあまり起こっていない様子。
アメリカの方は、「このサイトを見たらいい情報が得られるよ」的な、宣伝は結構あるようだ。
でも、投稿者同士が仲良くなったりする雰囲気はなく、極めて「ドライ」に
情報交換、というより、ほとんど、一方通行的な意見ばかりが並んでいるようだ。
④それに対して、日本の方は、投稿者同士で喧嘩っぽくなったり、
上げ足を取る人がいたり、投資の効率を競い合ったり・・・等々、
ドロドロした人間模様が結構発生している。
「会社更生法を申請してストップ安が連続する」などという事件が起こった時は、
投稿数が跳ね上がり、どえらい事になる。
多分、③と④の極めて対照的な違いは、
日本語と言う、我々の言語が、世界でも例を見ない程、
極めて読み書きに適した言語構造をしている一方で、
逆に情報が伝わり過ぎてしまう、という所に起因していると思う。
俺が本格的にYahoo掲示板投稿を始めた1年前くらいには、
既にYahoo株式掲示板は「荒れる」事も多かったように思う。
「昔は、もっと株式について建設的な意見が多く、勉強もできた」という趣旨の
嘆きの声も結構聞くから、多分、最初の頃は今ほど酷くなかったんだと思う。
しかし、これから、多分徐々に良い方向に変わって行くと思う。
Yahooさんによる、「アバター」の導入等のシステム変更により、
俺、michitenji自身が好例だが、
「一言コメント」を使ったり、「ブログ」へのリンクを使いたいと思う人など、
結果として「コテハン（固定HN）」にこだわる人は、
あまり「変な事」「相手をバカにするような事」は書かない人の方が多いだろう。
「即ハン」と呼ばれるような、名前をコロコロ変える人程、
全般的に、品がない、モラルに欠けた投稿が多いようだが、
時間が経つにつれ、俺のような「コテハン」の人には、
情報が積み重なって来るので、
「世間からの信頼感」が生まれて来ると思う。
そうなると、全く初めての銘柄への投稿でも、
「世間からの信頼感」を持っている、コテハンの人の方が、
他の投稿者の人達からの返答をもらえる可能性が高くなるだろうから、
多分、自然に、「コテハン」のメリットが生まれて来る。
もちろん、「力を持ち始めたコテハン」に対しては、
匿名の世間から、引きずり降ろそう、潰してやろうとする力学が働くだろうが、
同じ匿名同士なのだから、「即ハン」の人からの悪口なら聞き流せばいい。
そのくらいの精神力の強ささえ持てれば、
多分、「コテハン」の俺のようなタイプは、株式掲示板の世界では、
さらに（言いたい事を発言するという意味合いに於いて）有利になれると思う。
但し、日本人にありがちな、「出る杭は打たれる」という世間は
必ず生まれて来るだろうから、その辺との折り合いをどうするかは、
多分課題として出て来るんだろうな。
多分、世界中の株式市場で、
漢字仮名交じり文を使う日本語以外の言語では、
原理的に、Yahoo株式掲示板をここまで有効活用する事は不可能だろう。
Yahooさん、FacebookなどのSNSに出遅れて業績が苦しいという報道があったが、
日本では、このサービス、結構広告収入を稼ぐチャンスが出て来るんじゃないか・・・
という気がする。
あ、その夢が現実になるなら、このブログでもアフィリエートとやらを始めてみるかな（笑）
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