2016年11月29日火曜日

(341) インプット過多症候群と、facebookの「いい話デマ」

最近、facebookから距離を置いている。単純に、失業中なので、そんな状態であることを、積極的にはリアルの友人に知られたくないというだけの理由なんだが。周囲の優しさを、時に自分が遠ざけたくなる時がある。優しい言葉を掛けられてしまうと、緊張の糸がプツリと切れてしまい、良い意味での切迫感がなくなってしまう事に、多分本能的に気付いているんだろう。

人それぞれだろうし、一般的に、女性は苦しい時には話をして、気持ちを分かち合う事を好む傾向がある気がする。対照的に、男性は苦しい時には周囲に心配をかけたくない、或いは、自分のプライドを守ろうとして、苦しみを隠そうとする傾向が強い気がする。

私と同様に、長く働いた会社をリストラされたのに、その事実を奥さんにも明かせず、追い詰められてしまった中高年男性の話を以前聞いたことがあるが、私の場合は幸い、奥さんが非常に理解があり、かつ、プレッシャーと、(面接に落ちた時とかの)励ましのバランスが絶妙なので、とても助かっている。我ながら、素晴らしいパートナーを選べたと思う。仕事が決まったら、もうちょっと小遣いは上げて欲しいけど。

さて、そんな中でも、facebookは以前と同様、たまに友達の記事を見る事もあるんだが、「いい話デマ」(あるいは、デマすれすれの話)が、facebookの世界でやたらと目に付く。

無名の音楽家の話

白杖を頭上に掲げるサインの話

つい最近だと、謹慎中のビートたけしさんへの、志村けんさんからの支援の話

一般的に、デマは何らかの意図、(自分が有利になるための)目的があるケースがほとんどなので、こういった、「自分が上手に創作したフィクションを、皆が広めるのを喜ぶ」みたいな、愉快犯的な行為を見抜けないケースが、結構あるようだ。

私はこういう行為、大嫌いだ。何故かというと、今の日本の閉塞感の原因の一つである、「インプット過多症候群」に、一役かっているから。こういう、それっぽい話を皆が広めあっている過程で、皆がインプットを繰り返し、それを転送、拡散するが、その過程で、自分の脳を使ったアウトプットはほとんど行われていない。転送、拡散という行為は、自分の脳を使っているかのように錯覚しがちだが、ほとんど自分の脳を使っていないと思う。

・・・ちなみに、「インプット過多症候群」でググっていただくと、私の300の記事が首位にヒットしています。(本日4月12日現在)。

これは、デマではありませんので、ご自分で検証していただければ幸いです^_^

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