最近つくづく感じる事。
私には『華がない』
この言葉が心に響いたのは、YouTubeでさんまのまんまを見て、
同じ小学校卒業の大先輩、生瀬勝久さんが「自分は華がない」とおっしゃっていたのを聞いた時。
生瀬勝久さんは、文句なしで素晴らしい役者さんであり、ご自分で脚本まで書く、才能溢れる方。最近だと信長協奏曲で今川義元役、映画「俺はまだ本気出してないだけ」では、主人公のシズオ(堤真一さん)の親友役として、素晴らしい演技をなさっていた。
しかし、大先輩に対して本当に失礼なんだが、確かに生瀬さんに「華がない」というのは、すごくよく解る気がする。
多分だが、どこかで一歩引いたり、周囲の人を引き立てる方に回ってしまう、或は、目立とうと頑張ると何故か空回りしたり、場の空気が崩れてしまう、そういう天性の何かがあるんじゃないだろうか?と勝手に想像させていただいている。
生瀬さんが共演なさっている人達、さんまさんはもちろんの事、小栗旬さん、堤真一さんには、皆「華がある」。同じく小学校の先輩の、藤原紀香さんも「華がある」人だ。そういう、目立つ所に行くのが向いている人というのも、ある程度の数いるんだろうな、と思う。
ここ数日ネットで話題になった、「3,000円の現金を取るか、10,000円のステーキを選ぶか?」でTwitterが炎上してしまった(自称)83歳の男性に、私は勇気を持って生まれて初めて@マークをつけてコメントさせていただいた。
炎上してしまい嵐のような攻撃を受け続けても、淡々とコメントを返されたこの方は「華がある」。これだけの見事な返しを連続してできる方というのは、きっと皆から注目されると思う。
しかし、私には「華がない」
思い返せば、私は10代の頃から華がなかった。
大学生の時には、口の悪い親友が私に向かって「お前って凄い所あるんだけど、しがないよね(笑)」って言われて、「ふざけんなよ~」と怒りつつも、『本当にそうなんだよ・・・』と心の中で深く頷いていた。
アラフォーになるこれまで、それなりに努力もしてきて、それなりに結果も出してきた。でも華がない。
すごく幸せで、妻と二人の子供達に恵まれている。家族を養えるだけの給与も稼げている。でも華がない。
去年はちょっとだけだが、生まれて初めてテレビに出る事ができた。でも自分で自分の映像を見たが、やっぱり華がなかった。
そのままでいいんだろうな、無理しない方がいいんだろうな、とは思う。
上に書いた83歳の男性にこちらから勇気を持って初めて@をつけてコメント記入させていただき、返事をいただけてとても嬉しかった。
あー、次に生まれ変わる時には、華がある人になってみたいなぁ。
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