この記事、すごく面白い。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130912/253311/?n_cid=nbpnbo_mlp
日経ビジネスONLINE、「ニート340人が本気で経営する会社」
「異質」が日本に突破口を開く
日本の良さでもあり、悪さでもあるのは、横並び意識、同調圧力が強すぎる事。
出る杭は打たれ、引っ込んだ杭は持ち上げられる。
だから、飛びぬけた能力を持つ人が、KYとか呼ばれて、埋もれたり、潰されたりしてしまいがち。
一方で、落ちこぼれを皆で救おうとし、真面目な人を助けるから、全体の底上げに強い。
多分、それが国際的に見たときの、日本の強みの源泉。
コンビニの店員さん、飲食店の店員さん、時給800円で働いている人の労働力としてのレベルの高さが、
アメリカ、ヨーロッパ、中国、海外のどの国と比較しても抜きんでているように思う。
だから、たとえば数百円払うだけで、(海外と比べると)すごくレベルの高い外食が食べられる。
遅れない電車や地下鉄の交通網なんかも、海外では考えられないくらい、コストパフォーマンスが高い。
しかし・・・
副作用として、飛びぬけた能力を持つ人の力を生かせないケースが多い。
飛びぬけた能力を持つ人って、結構な比率で『変人』『コミュニケーションが苦手』というタイプが含まれる気がする。(サヴァン症候群みたいなイメージ)
おそらく、今の日本で、そういう独自の能力を持っているのに、「日本社会での労働」という型に適応できないから、いわゆる『ニート』と呼ばれる状態にある、20代~40代(特に男性??)、相当数がいるような気がする。
「ニート340人が本気で経営する会社」がこれからどういうものを産み出してくれるか、注目したい。
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