2016年11月30日水曜日

(357) 視覚と聴覚の連動

2020年オリンピック、東京開催が決まった、印象に残る日。
 
まだ7年先の話だが、自分の住む都市圏で、スポーツの祭典であるオリンピックが開催されるという素晴らしいこと、まだ実感がわかないが、本当に凄いことだ。これから7年間かけて、徐々に実感が湧いて来るんだろう。同時に、招致ライバルだった、マドリード、イスタンブールの両都市に心からエールを送りたい。両方の都市とも、学生時代にバックパッカーをしていた時、数日間滞在したが、本当に素晴らしい都市だ。
 
そこで、スポーツ繋がりで。
 
そんなオリンピックが決まった日曜日の今日、毎週継続している1時間半のテニスを終えて、シャワーを浴びて、パソコンに向かっている。テニスをやってる時、ふっとひらめいた事があったので、久しぶりに記事を書く。ブログというより、『つぶやき』なので、タイトル名も思い切って変更した。涼しくなってきたので、デザインも秋っぽくしてみた。
 
テニスでは、相変わらずレッスンの最初に、左打ちの練習と右打ちの練習を交互に行った。かれこれ5年くらい続けている。もう左打ちと右打ち、両方の切り替えには、ほとんど違和感がなくなった。やはり、利き腕の右手の方がコントロール・パワーは上だが、お世話になっているコーチに言わせると、変な癖がついていない分、左打ちの方が力が抜けていて素直に打てているらしい。
 
これは、体のバランスを取るためもあるんだが、脳を鍛えるために続けている。左手や左足を使う練習は、お箸、鉛筆、ボール投げ、いろいろあるんだが、全身を使うスポーツ(例:サッカー、テニス、野球、ゴルフ)の場合、左手や左足だけではなくて、右と左の連動、腰の回転、足の動きなど、全体の調和を取る必要があるので、新鮮な気付きがあったりする。最初は全然うまくいかなかったけど、続けると本当に楽しい。
 
以前にもブログ記事で書いたが、左打ちをすると、普段「主役」の右腕が目立っているが、いかに「脇役」の左腕がいい仕事をしていたか、に気づける。左腕を「主役」にして頑張ろうと思っても、左腕だけでは全然球が打てない。右腕が「脇役」になって、腰の回転のタイミングを取り、打った後も右腕はバランスを取る重要な役割をしなければならない。左腕が「主役」になるためには、右腕の「脇役」としての仕事は、ある意味主役以上に重要だ。もっと言うと、右足、左足も大切で、右打ちとタイミングや位置も全部逆転するから、体に覚え込ませるには何度も繰り返す必要がある。
 
・・・これと、自分がこれまでブログで描いてきた、いくつかのテーマとが、思いがけず突然繋がった。
 
ポイントは、
『視覚と聴覚の連動』
『右脳と左脳の連動』
(連動は、連絡、連結という言葉の方がいいかもしれないが)
 
自分がブログに書いてきた内容、強い興味を持っている事が明らかなもの;
 
①漢字仮名交じり文
②日本語と英語
③カラオケ
④右利きと左利き
⑤鳥の目と虫の目
 
これらはいずれも、視覚と聴覚(右脳と左脳)の連動に関連している事にハッと気付いた。
 
①漢字仮名交じり文
  漢字(表意文字)は『視覚』で認識し、ひらがな・カタカナ(表音文字)は『聴覚』が関与
 
②日本語と英語
  日本語は視覚型、英語は聴覚型
 
③カラオケ
  文字で書かれた歌詞を『視覚』で認識し、それを歌うという形で、音声(『聴覚』)に変換
 
④右利きと左利き
  多分だが、左脳は聴覚優先、右脳は視覚優先
 
⑤鳥の目と虫の目
  鳥の目は聴覚的、虫の目は視覚的
 
  これに関しては多分補足が必要だと思う。
  たとえば、イルカやクジラは、知能が発達しており、意志疎通をしているが、その意思疎通は『聴覚』。
  コウモリ等が暗くてもぶつからないで飛べるのは、音波を出してそれで空間認識しているらしいが、
  これも「聴覚」。
 
  「聴覚」、つまり音声は、空間認識と相性がいい。水族館などで、狭い水槽の中で、
  イルカは互いにぶつからずに、素晴らしいショーを見せてくれたりするが、それは音声情報を
  脳で処理しているから。
 
  全体を俯瞰する(鳥の目)、時間的に計算する、というのは、音声脳の役割なんだろう。
 
  『言語』を喋るのが人間だけの特性というのは、音声脳と視覚脳を無理やりくっつけたから、
  みたいな事が、養老先生の唯脳論に書いてあった気がするが、だからこそ、
  音声脳と視覚脳の行ったり来たりは、人間の脳の成長にとって非常に重要なはずだ。
 
自分が興味を持つ分野への共通項が見つかって、スッキリした。

1 件のコメント:

世間研究家 さんのコメント...

仕事のストレスから抑うつ状態になり、かつ毎月約1万円のレッスン代を節約した方がいいと思い、去年の9月くらいにテニスを退会してしまった。

その後1年近く慢性的なうつ状態に悩まされ続けている。仕事は相変わらずいつ解雇されるか解らない不安な状態。それを考えるとお金は節約したいのは山々。

しかし、やはりテニスを思い切って再開しよう。年間12万円のコストをかけてでも、週末に仕事の不安と抑うつを一度忘れる活動が不可欠。

私は趣味に乏しいので、パチンコ/スロット/テニスをお金の節約のために辞めてから、年がら年中仕事の過去と未来の悪い想像(後悔、懺悔、将来こうなってしまうかもという不安)に苛まれ、眠りの浅い過眠と重なって逃げ場がなくなっている。

ついに土曜と日曜はほぼ毎週のように朝から晩まで布団で寝てばかり、しかも仕事の悪い想像ばかり反芻する、というどうしょうもない不効率かつ誰も得しない状態を続けてしまった始末。

お金がかからない趣味があれば最高だが、私には今の所、パチンコ、パチスロ、テニスしか、これまで熱中できたものがない。

いずれも金がかかってしまう趣味だが、うつ状態から抜け出さないとどうにもならない。酒は体質的に頭が痛くなるのでストレス解消にはならないし。

週末テニス、パチンコを再開しよう。それと、睡眠時間を短縮して6時間〜7時間にしてみよう。過眠はどうも、夢で仕事のストレスや不安を増やしてしまっている面があったかも。

よし、ダメ元でいい。今日からやってみよう。

今日は寝る前に近場の家族旅行のホテル予約する。

先週末、夏休みの合宿に向かう妻と子供達の横で、俺は布団で昼間寝続けていた。長男は俺のうつ状態に気づきつつある。妻もこのままじゃ俺に付き合いきれなくなるだろう。

家族がいなくなって一人ぼっちの昨日日曜日から今日月曜の朝まで、布団で寝ながら飯も食わず、睡眠してるわけでもなく、ただ仕事や人生の悪い方向の想像ばかりのループ。金は使わないが、希死念慮に悩まされる事も多かった。

貯金は多少減っても仕方ない。テニスとパチンコとパチスロ、適度に再開してみる。金がどんどん減って、ヤバくなったらまた考えよう。