坂本竜馬繋がりで、勝海舟の大ファンになってしまった。
俺もおっさんだな。先人の名言を探すようになってしまった。
ま、アラフォーだからしょうがない。
勝海舟の名言 厳選集
【好きな言葉】
(Best 1) 行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。
(Best 2) 事を遂げる者は愚直でなければならぬ。才走っては上手くいかない。
(Best 3) 人の一生には、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんなときには何もやらぬのが一番いい。ところが小心者に限って何かをやらかして失敗する。
(Best 4) そやつが後先のことを考えてみているうちに、二・三百年も前に、ちょうど自分の意見と同じ意見を持っていた人を見出すのだ。そこでそやつが驚いて、なるほど偉い人間がいたな。二・三百年も前に、いま自分が抱いている意見と同じ意見を抱いていたな、これは感心な人物だと騒ぎ出すようになって、それで世に知れてくるのだよ。知己を千載の下に待つというのはこのことさ。【覚書き|二・三〇〇年後に出てくる大人物のことをそやつと表現している。本当の大人物は2・300年後の未来にならないと本当の評価は得られないという趣旨の発言】
(Best 5) いまの世の中は、実にこの誠というものが欠けている。政治とか経済と言って騒いでいる連中も、真に国家を憂うるの誠から出たものは少ない。多くは私の利益や、名誉を求めるためだ。世間の者は「勝の老いぼれめが」と言って嘲るかしらないが、実際俺は国家の前途を憂うるよ。
(Best 6) 我が国と違い、アメリカで高い地位にある者はみなその地位相応に賢うございます。(訪米使節から帰還し、将軍家茂に拝謁した際、幕閣の老中からアメリカと日本の違いは何か、と問われての答弁)
(Best 7) 俺もやっとのことで虎の口を逃れたが、岡田の早業には感心したよ。後日俺は岡田に向かって「君は人を殺すことをたしなんではいけない。先日のような挙動は改めたがよかろう」と忠告したら、「先生、それでもあのとき、私がいなかったら先生の首はすでに飛んでしまっていましょう」と言った。これには俺も一言もなかったよ。【覚書き|岡田とは「人斬り以蔵」の異名をとる幕末の剣豪、岡田以蔵のこと。海舟が京都で刺客に襲われ、以蔵がとっさに刺客を斬り殺し海舟を救った時の話】
青字の名言いずれも、今から2世紀前を生きた人の言葉である事に感銘を覚える。本質は200年を経過しても変わらない事の証明かもしれない。
非常に気になってるのは、今の自分自身は「灰」の時期なのか、それとも「炎」の時期なのか??
小心者である俺は、灰の時期であるにもかかわらず、何かをやらかそうとしてしまっているのだろうか。だとすれば、その先に待ってるのは失敗なのかもしれない。
しかし、だからと言って、灰のまま一生を終えるのも切ないものがある。
少なくとも、これまでの自分の15年間は、自己診断では「灰」の時期だったんじゃないかと思う。
「行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。」と信念(≒『道という道は全て天竺に通じる。されば悟空よ、出鱈目に行け』・・・私のHNの由来の言葉)を持ち続けて、このまま進んでいいもんなんだろうか?それとも、もうちょっと待った方がいいんだろうか。そこが悩ましい所だな。
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