2016年11月24日木曜日

(265) ロンド

264の続き。
②の自分の親しい人に関して。
今回の休みに想ったのは、私の実の母に対して。
 
オフコースの隠れた名曲「ロンド」
 
忙しさに 身をまかせて
母の日さえとうに忘れてた
幼い頃の私をなつかしむ気持ちがわかる
 
あなたの人生には いつも私がいるのに
新しい年を迎えるたび 離れてゆく
 
母はいつまでも 子どもに追いつけない
 
・・・
 
ようやく人の世が見える年頃になり
今もう立ちどまっていては ひとときが惜しい
 
あなたの人生はいつも待つことばかり
それでもなぐさめのことばはいらないだろう
 
母はいつまでも 子どもに追いつけない
 
 
この歌の意味が、息子達が7歳と4歳の父親の私、先週実家に帰った時、お盆だった事もあり、母親の身の回りの物を片付けていた時、解ったような気がした。ちなみに、母親は、古いアルバムや、私の小学校時代の通信簿「あゆみ」等を取っておいてくれていた。俺は「かさばるから、捨てようよ、これ」と言ったが、母親はまだ取っておきたいそうだ。
 
俺自身は男であり父親なので、母親とは違うのかもしれないが、自分の息子達がいずれ私達夫婦の元を去って行き、自分の家族を作って、自立、独立して欲しいとは感じている。自分がそうだったので、まずは子供たちが20歳を過ぎた頃には、なるべく子供達には一人暮らしをさせたいと考えている。経済的にはしんどいだろうが。
 
その後、息子達がどうするかは人、家族、家の状況等でそれぞれだろうが、
「母はいつまでも 子どもに追いつけない」
というオフコースの歌を聞くと、グッと来るものがある。
 
男は皆、母への愛情がある。「マザコン」「親孝行」の境目は案外微妙だったりするんだろうが、「子どもに追いつけない」という母の気持ちを、俺自身は感じる。同時に、私の妻にも、いずれは、「子供に追いつけない」事を心の底から理解できるような、そんな素晴らしい母親になって欲しいと考えている。
 
父親はある意味でいい加減で、勝手な方が良い気がする。
「やーい、俺を追い越してみろ」
と息子達と競争し、背中を見せ続けながら、陰でこっそり息子達に負けないよう努力し続けて、老獪なジジイになるような事がないよう、いつまでも若い気持ちを忘れないようにしたいと、私自身は考えている。

2 件のコメント:

  1. 2年前に私の父親が他界し、昭和22年生まれのお袋は、今田舎で独り暮らししている。

    オフコースのロンドの歌詞が、前よりも一層心に染み入る。

    ロンド(ロンド型式)、異なる旋律を挟みながら、同じ旋律(ロンド主題)が何度も繰り返される。そういう意味だとすると、非常に美しい。

    母親と息子の関係が、父親という異なる旋律を挟んで世代を超えて繰り返される。考えすぎかもしれないが、非常に素晴らしい曲だと感じる。

    確か作詞作曲者のオフコースの方は、理数系の専攻だったはず。多分、私の考えすぎではなく、そこまで気づいた上でこの曲が創られたんだろう。売れる、売れない(ヒットするかどうか)とはまた別の話なんだろうが。

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  2. お袋への愛情が今、とても大きい。ずっと離れ離れで、週に一回の電話だけでしか繋がっていないが、まさに「幼い頃の私を懐かしむ気持ちが解る」

    小学生の二人の息子達も、いつか俺と同じような年齢になった時、同じような気持ちになるんだろうか。そうなれるくらいには、親としてやれる事をやりたい。温かいぬくもりの記憶。愛された記憶。

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